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藤代範雄 プロフィール
(株)藤代範雄デザイン事務所 代表
グラフィックデザイナー・アートディレクター
- ニューヨークADC会員
- JAGDA会員(関東代表運営委員)
- 2008国民文化祭審査委員
- スイスモントルー国際広告芸術祭ゴールデンアワード国際審査員アジア代表
- なめがた大使(茨城県行方市)
代表作
ポスター
フランスルーヴル宮パリ装飾芸術美術館永久収蔵
TERRORISM AND WAR ON TERRORISM 「テロと報復」
デンマークオーフスポスター美術館 開館記念ポスター
オーフスポスター美術館には、藤代の150点あまりの作品が永久収蔵されています。
http://www.plakatmuseum.dk/
そのほか
JR石岡駅タイル壁画(2016)
2016年に完成した幅30m×高さ7mの巨大なタイル壁画。筑波山と霞ヶ浦をイメージしたデザイン。
七色帆引き船(2007〜)
藤代範雄が構想し、企画立案した霞ヶ浦・七色帆引き船。
国民文化祭いばらき(2008)で運行されたほか、2016リオデジャネイロオリンピック会場の日本広報施設にポスターが掲示されました。
そのほかアートディレクターとして、茨城空港ロゴデザインを始め、数多くの企業、自治体等のアートワークを手がけています。
藤代範雄、ガラス制作への道のり
グラフィックデザイナーとしての評価
藤代範雄の代表作「テロと報復」は、ルーヴル宮パリ装飾芸術美術館に、「能面舞シリーズ」はモスクワ国立東洋美術館に永久収蔵されています。
また、スイスモントルーゴールデンアワードにおいては複数回に渡って金賞を受賞。2008年には同祭の審査員をアジアを代表して務めました。
藤代範雄はこれまでグラフィックデザイナーとして海外できわめて高い評価を受けてきました。
海外での個展開催
藤代は、1999年の在デンマーク日本大使館にて初の海外個展を行いました。
その後、これまでにリトアニア、ウズベキスタン、ネパール、ロシア、イギリス、スペイン、ニュージーランド、ポルトガル、ベトナムと、世界各地の大使館および美術大学等で個展や講演会を開催。
現代日本のデザインの魅力を伝え、広く文化交流を図ってきました。
キャリアの原点であるガラス
グラフィックデザイナーとして国内外で活躍してきた藤代範雄のキャリアの原点は、実はガラス工房にあります。
画家を夢見て上京した藤代青年が、学び、生活するために選んだ場がガラス工房でした。
それは、厳しい修練なしには扱うことの困難な素材を巧みにあやつる技術を、体に叩き込んだ貴重な数年間であると同時に、ガラスという素材の魅力を知る機会でもありました。
ガラスとの再会
その後、藤代範雄はグラフィックデザイナーとしてのキャリアを築きます。そして2014年春、藤代はある企画の進行中に、沖縄の琉球ガラス工房を訪れます。それが、彼がガラスという素材へ回帰するきっかけでした。
その後アトリエのある茨城から空路、沖縄の琉球ガラス工房に足繁く通い、藤代は次々に作品を生み出しました。
藤代範雄のガラス
それは、ガラスのオブジェでもステンドグラスでもない、これまで誰も見たことないガラス作品です。
しかし、同時に藤代のポスターを目にしたことのある人なら、そこに確かな同一性を見出すことのできるものです。
色彩の鮮やかさ、構図の大胆さ、溢れるエネルギーと作品全体に行き渡る繊細さ、あるいは自然への畏怖と憧憬の表現。そして、「これはたしかに藤代範雄の作品だ」と納得させられる「線」。
どの作品も、世界でただ一人、藤代範雄にしか作ることのできない「藤代範雄のガラス」です。
ガラスは光によって驚くほどその表情を変化させます。ぜひ、展示会等に足をお運びいただき、「藤代範雄のガラス」がいったいどのようなものであるのか、実際にその目でお確かめいただければと思います。
なお詳しい経歴・受賞歴につきましてはNORIO FUJISHIRO INFORMATION(藤代範雄デザイン事務所)より、以下のページをご覧ください。